皮膚の一番外側には、『角質層』と呼ばれる薄い層があり、健康な角質層には、10％～30%程の水分が含まれています。そして、二つの機能を持っています。

一つは、紫外線や乾燥、細菌などの外部刺激から体を守る働き。

もう一つは、体内の水分が蒸発してしまうのを防ぐ働きです。

この二つの働きのことを『バリア機能』といいます。

空気が悪いからと言って保湿をしないのは逆効果です！ベトナム人はベタつくと空気の汚れが肌につきやすいという理由で保湿をしない人もいます。

保湿をしないとバリア機能が壊れて空気中の微粒子汚れや紫外線など、外からの刺激を受けやすくなってしまいますよ

お家での保湿ケアをする場合は、水分補給の後、さらに上から乳液やクリームなどの油分でフタをすることで、水分の蒸発を予防しましょう。

乾燥肌の予防には、食事によって内側から肌のバリア機能を高めることも意識したいところ。特に、ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB12などのビタミンB群、ビタミンCを積極的に食事でとるといいでしょう。これらの栄養素を多く含む食品としては、豚肉や鶏ささみ、野菜などが挙げられます。

また、肌のターンオーバーを整える栄養素としては、ビタミンAもおすすめです。うなぎやにんじん、かぼちゃなどに、豊富に含まれています。

プロのフェイスシェービングはターンオーバーの乱れを防いでバリア機能の向上効果も期待できます！

2020.02